本校の学区は、旧西山村の一部で、葛根田川西岸から高倉山や丸森山麓に広がる幅2km、長さ7km程の地域である。葛根田川の河岸段丘に位置する当学区は、広大かつ平坦な土地が耕地となり、溝排水等の開発が行われ、水稲を中心とする農業地帯となっている。
学区内全戸数は約350戸、内専業農家10%・兼業農家80%・その他10%で、三世代家族が多い。 学区内には、1993年世界アルペンスキー大会の会場となった雫石スキー場があり、ホテル・民宿等も多く、遠来からの客も多い。
児童の家庭はおおむね生活・経済とも豊かで、父母の教育に寄せる関心は極めて高く、学校やPTAの活動にも協力的である。毎年3回、地域ぐるみで、資源回収ボランティアに取り組んでいる。
平成25年に創立140周年記念式典を行い、県内でも有数の歴史ある学校として知られている。
郷土芸能「西根さんさ踊り」は、地域との連携によって継承され、学校行事はもとより、町の敬老会にも出演、特色ある本校の教育の一つとして定着している。